今年度はコロナ感染の影響もあり、手話学習会が行われない状況が続いていましたが、ようやく9月から芽室町の手話サークル虹の皆さんの協力を得て行われることになりました。普通のマスクだと顔の表情が見えないということで、透明マスクやフェイスシールドを用意して、学習会を行っています。今年は例年より回数を増やし、月2回ペースで行っています。部員はいきいきした表情で、手話を学習しています。12月の風の子めむろのクリスマスで手話を披露できればいいですね。
今年度は夏祭りが全て中止となり、3年生部員の最後の活動がなくなりました。そこで今年度は2年生部員が企画、運営して、3年生部員のお別れ会を実施しました。先輩と後輩でゲームをしたり、話をしたりして交流を深めました。最後に一言ボランティア部の思い出を語ってもらいましたが、3年生部員14名が1人も欠けることなく、引退できることを誇りに思うという話があり、3年生部員の団結力を感じました。
3年生部員が1年生の時からお世話になっている風の子めむろで、3年生部員のお別れ会を開いていただきました。3年生部員が1年生の時に、帯広文化ホールでこども食堂の全道大会が行われ、準備や運営などに携わったのは彼女らにとっては大きな経験となりました。また2年生の高文連の十勝大会では、管内の子ども食堂(大樹、音更、芽室)での貴重な話を聞くことができ、またそれをきっかけに他校とも交流を持つことができました。当日は、子ども達とゲームで交流を深め、最後に子ども達から花をいただき、子ども食堂での思い出を一言述べて、お別れとなりました。これからは後輩が後を継いでくれるものと期待しています。
6月15日に今年第1回のろうそく作りを行いました。1年生部員は初めてのろうそく作りでしたが、手際よく作業をしていました。今年度は大きな型枠を購入し、例年よりも大きく美しいろうそくを作ることができました。10月、12月の募金活動によってこの大きなろうそくを配布できればいいですね。
今年度様々な活動が自粛になっていますが、風の子めむろ(子ども食堂)については、6月16日から毎週火曜日に参加することができるようになりました。始めは新入部員と3年生部員の組み合わせで訪問し、子ども達と様々な遊びを通して触れあうことができました。特に新入部員は、初めての訪問にも堂々とした態度で、子ども達と接し、自分からやるべきことを探して行動する姿は楽しくもあります。各活動が自粛中のため、ボランティア活動として行う風の子めむろの活動は本当に貴重ですね。